5月の津久井湖

GW終わって、ようやく釣りに行けます。

4月に行ったときは、水温14℃台。

スポーニングにはまだまだ早いカンジでした。

でも今は水温は17℃ 超え。

ボート屋さんの告知だと、すでにベッドが見られるそう。

完全にスポーニングに入ってると、私は完全にお手上げ。

月齢表を見てみると、スポーンに入る新月まで、まだ1週間ある。

これはベッド・イン前の荒食いタイムでは?

ちょっと期待してボートを予約。

雨降りの湖上

天気予報は直前まで、クルクルと変わりましたが。

いちおうは曇り、午後から小雨って予報。

ただ、私が信頼するGPVとSCWでの天気図では、一日中雨だと見た方がよさそう。

そうじゃなくても津久井湖は雨ふるし。

予報が曇りでも、にわか雨みたいに良く降るし。

結果からいうと、9時ぐらいまでは曇り。

そこから30分おきに降ったりやんだり。

ただし予報と違って、降り出したらかなりガッツリ降りました。

おかげでボート内の水かき、かなり頻繁にやるはめに。

で、釣りの方はどうだったのか?

これがですね、わたくし、ひさしぶりにアタリの日に巡り会えたようです。

減水は変わらず。

天気のせいか、日曜なのに人は少なめ。

それでもクルマは20台くらいは、いましたが。

今日はタックルは、3タックルのみ。

やることは一つだけだし、雨だと帰ってからのリールのメンテが面倒だから、なるべく少なくしたい。

ホントは1タックルだけでも良かったくらい。

まあ、スピナベのスローロールもやりたかったので、1/2ozスピナーベイト用のタックルと、セミフリーリグのタックル、基本はセミフリーリグがメイン。

スピナベは浮き上がりの少なめな、D-Zoneのダブルウィローを選択。

このD-Zone、釣れるスピナーベイトではあるんですが、私の普段のスピナベの使い方に合ってないので、使うことはめったにない。

カバーの中に投げ込む事が多い私の場合、D-Zoneはスナッグレス性が悪すぎます。

フッキング性能を上げるために、フックとブレードの距離が離れすぎてるのが原因。

ヘッドの形状も、障害物をかわしやすい形状になってませんしね。

ただ、レンジキープ力はいちばんです。

今回スピナベでやりたかったのは、2m弱のボトム上をナメてくること。

それで久々にD-Zoneの出番。

でも最初の30分でスピナーベイトは無いってことが分かって、あとはフリーリグオンリー。

釣り開始から1時間、途中の地味なストレッチの、こんなところ。

こういう岩盤の間の少ワンドの奥。

今日はなぜか、こういった場所にバイトが集中。

奥の浮きゴミのトコは、水深10cmぐらいしかないので、ゴミの手前に着弾点をキメる。

またもや何の手応えもなく、ラインのみがわずかに右へ。

かなり自信満々にフッキング!

いつも小さめにサバよむクセがあるので、修正も兼ねて測ってみると、36cm。

30cm無いとか、思ってしまってました。

私の目視のメジャー、そうとうに狂ってしまってます。

アタリはガツンとは来なかったですが、食った後に走ったとこからみて、活性は高そう。

やる気はありそうですよ。

ワンド最奥に居たのも、獲物を追い詰めてたのかも知れません。

そこで似たようなポイントだけ撃つことにして、ラン&ガン。

似たトコあった。

最奥に撃つ。

2度ほど撃つが何も起きない。

前回のことを思い出して、もう一粘り。

右側の岩に撃ってみる。

着底後に間をおいて、ひとシャクリ。ラインテンションを抜く。

走っております。テンションの抜けたラインが。

かるく巻き取ってから、フッキング!

ドスッ!

ああ、これはキロありますね。

やり取り楽しんでから、ハンドキャッチ。

長さ測ると、42cm。

このペースですと、少なくとも5,6本は期待できるペース。

ひょっとしたら2桁イクかも?

津久井湖で2桁は、かなり嬉しい。

もし達成できたら、そのときこそは心因性津久井トラウマが完治するかも?

そんな妄想を洗い流すかのように、ここで雨。

どうせパラパラだろうと甘く見てたら、けっこうな本降りに。

いったん釣りを中止して、オーバーハングの中に入って雨宿り。

これが良くなかった。

麻雀の勝負と一緒ですよ。

流れが来てる時は、ぜったいに中断しちゃダメ。

腹がへろうが、トイレに行きたかろうが、席を立っちゃダメです。

30分ほどで小雨になり、釣り開始。

しかしさっきまでとは、何かが変わってしまってる。

ラン&ガン再開なんですが、どうもリズムが悪い。

せっかく温まってたのに、冷えてしまってウォームアップからやり直しな気分。

ちょっとリズムが整ってきたな、って思うと、また土砂降り。

ここで2つの問題が。

1つは、着てるレインウェア。

大昔に大金払って買った(5万ぐらいしたような?)、ダイワのゴアテックスのヤツ。

さすがに使いすぎて、防水機能がガタ落ち。

防水スプレーでゴマカシて使ってましたが、最近は雨の釣りはしなくなったので、ほったらかしてた。

もう雨染みが激しく、中の服がだいぶ濡れてきた。

もうひとつの問題が、ボート。

いつものように快適性を重視して、免許持ってるのにいわゆる免許不要艇っていう、幅広のボートを使ってますが。

普通の古めのローボートだと、船底がフラットでないため、すのこを敷いてあります。

このおかげで、多少水が溜まっても大丈夫。

でも不要艇だとフラット。

ま、普段はフラットなおかげで快適なんですが。

でもフラット船底は、水が溜まりだすと、かなり不快。

靴は半分水没するし、床においたツールやルアーパッケージなんかも水没。

とりあえず、雨脚がおさまるたびに、スクープで水かき。

この2つの問題のせいで、メンタルがダダ下がり。

それでもなんとか続行。

普段よりさらに早めにあがるため、Uターンポイントを手前に設定。

名手ワンドから、ちょっと先の上流部でターン。

ターンしてからすぐのトコ、こんな場所で一撃ち。

岩の右側から着弾。

着底後は、ポンポンと早めにシャクって、ボート下からリグを回収。

リグが水面に出る直前、真下からホオジロサメのようにバスが大口開けてチェイス!

思わず手を止めてロッドを倒し、すでに水面に出てたリグをバスの口の中、目掛けて落とす。

バスがリグを飲み込んだか、バスの水しぶきで確認できなかったが、かまわずフッキング!

ゴシュ!

ラインは巻き取ってたので、ティップからはリーダーのフロロの部分しか出てなかったので、クラッチを切ってラインを少し出す。

これもキロいってる!

フッキングがちゃんとキマってるか不安だったので、やり取りに時間をかけたくない。

ロッドでさばいて、ターンしたバスが自分で走ったのを利用して、そのままハンドキャッチ。

これも良いバス!

暴れてちゃんと測れなかったが、41くらい。

暴れる子は、ムリしないでとっととリリースしたいので、50ないヤツは計測はテキトー。

しかし、すごい食い方だった!

突然水中から現れ、口を目一杯空けてコッチに向かってきた時は、スピルバーグの古典、「Jaws」のようでコワいくらいだった。

これはずっと印象に残るサカナですね。

このサカナで、もうお腹いっぱい。

というより、まるで防水しないレインウェアのおかげで、中の服がグッショグショ。

風も出てきて、冷えすぎて指先の感覚も少しおかしくなってきた。

もう上がります。

今日はそうとう派手な釣果出てんだろうと思いながら、翌日に2つのボート屋さんのサイトをチェック。

なんと上流の沼本では、20本釣った人がいる!

トズラじゃないんだから、津久井湖で20本は、ホントに今日が異常な日だったか分かりますね。

しかもサイズも、50アップ後半出てるし。

やっぱり、津久井湖常連はツワモノが多いですよ。

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