Bass-Fishing in TX!
テキサスリグでのバス釣り、ではありません。
テキサス州でバス釣り、です。
アメリカですよ。U.S.A.ってやつ。
そう、FLWにスポット参戦・・・じゃありません。
出張でテキサスに滞在した時に、ちょっぴりバス釣りもやってきたってだけ。
しかも数年前のハナシ・・・
これは思い出記事です。
思いひでポロポロですよ。
だから釣りに関係ないハナシも、ダラダラ書いてます。
完全に、チラシの裏コンテンツ。
いやあ、テキサスの空は青かった!
っていうか青すぎ!
そして暑すぎ!
Contents
真夏のテキサス州・サンアントニオ
最初に言っておきますが。
かんじんのサカナの写真が、ほとんどありません。
なぜか? ・・・・・釣れなかったから。
いや。
数はけっこう釣れたんですが、本場アメリカらしいサイズが、全然釣れなかったから。
なんかね、日本の関東レギュラーサイズばっかし・・・
「こんなサイズ、撮影する必要なし!」
って感じで撮らないでいたら、帰国の日になっていたという・・・
それにサイズでいったら本場アメリカよりも、日本の琵琶湖の方がよっぽどスゴイですしね。
あんな、ロクマル3kgオーバーがバカスカ釣れる湖なんて、アメリカにもありませんって。
あと、基本的に私は写真撮るのが苦手。
このブログも画像少ないでしょ?
カメラすら持ってません。
画像は全部、iPhoneですよ、iPhone4s。むかし持ってたヤツを、カメラ代わりに使用してるだけ。
つぎの記事なんか、画像ゼロでアップしちゃおうかと。
誰も読まないでしょうけどね。
脱線しましたが、まあアメリカです。
私の勤務先は、アメリカ政府と取引してます。
私の立場は、出向社員としてアメリカ国防総省(D.O.D)に仕える身です。
国防総省の中でも、おもに空軍省。
エアフォースですよ。トップガンの世界(古いですか。でもなんか続編が出るとか?)
普段は日本国内勤務ですが、時々アメリカに行かなきゃならなくなるんです。
今回は、はじめてのテキサス州。
場所は140万都市のサンアントニオ。
メキシコ国境に近い、というか、ここメキシコじゃないの? っていうくらい、メキシコ人が多い都市。
私が出向した職場も、白人は2人だけ。
あとの50数名はすべてラテン系。
聞こえてくる言葉も、スペイン語ばっかし。
ここ、ほんとにアメリカ政府機関? って感じでした。
日本からサンアントニオへの直行便はないので、シカゴ経由かダラス経由になります。
往路はシカゴ経由。
成田で乗ったANA。となりの席の人、いかにも成功してそうな白人ビジネスマン。
イケメンのアメリカ人なんですが、あきらかにアチラ系。
そして私は、ルックス的にアチラの人に好かれやすい・・・
私に英語が通じると分かったとたん、ヤツはガンガン話し掛けてきます。
・・もう勘弁してほしい・・・
さいわい私には、日本人らしい特技があります。
飛行機内で爆睡できる。
前日の寝不足もあって、成田から離陸、上昇中の飛行機の車輪が格納される前に寝落ち。
その際もヤツは、アトランタの別荘がどうとか、遊びに来いだのなんだの、ワケのわからない事をしゃべくりまくってましたが・・
ハッっと起きたら、眼前のモニターには、車輪と滑走路の映像。
ダラス・オヘア空港への着陸シーンでした。
つまり、9時間も寝てたことになります。
横を見ると、さっきのイケメンビジネスマン。
「飛行機内で9時間も寝れる人を、初めて見たよ」
と、超不機嫌。
知ったこっちゃありません。
ダラスからサンアントニオまでは、アメリカンエアラインの国内線に乗り換えて行きます。
乗り換えまでの時間は35分。
ダラス・オヘア空港は、ターミナル間を電車で移動するほど、大きい空港。
時間の猶予はほとんどありません。
でも私には重要なミッションが。
フライト9時間+成田内の2時間で、血液中のニコチン濃度が危険レベルまで下がっています。
そうです、タバコです。
一服しなければ、サンアントニオまでたどり着くことは不可能でしょう。
ご存知の通り、アメリカは大規模な禁煙運動の真っ最中。
喫煙所なんて、海底に沈んだアトランティスを見つけるより困難です。
しかしシャーロック・ホームズ並の私の観察力。
とある空港職員が、ポケットをまさぐりながらフラフラと外に歩いて行くのを見逃しませんでした。
この人。
あとをフォロー。
ありました!
彼の写真の許可を得る時、絶対にSNSに投稿しないでくれって頼まれました。
まあ、もう時効でしょう。
精神的エナジーを補給し終えましたので、乗り換えのターミナルまで急ぎます。
これで。
これ、空港内の電車のプラットフォーム。
無事にアメリカンエアラインのサンアントニオ行きに乗り込みました。
約1時間半で、サンアントニオ到着。
さっそく空港すぐそばの、レンタカー屋に行きます。
日本から予約はしてあったので、スムーズにキーを受け取ります。
受付の女の子が、かなり美人。
私の国際免許証を見て、
「わあ!アナタは私の祖国でも運転できるわよ!」
って、はしゃいでいます。
「祖国ってどこ?」
って聞くと、
「ロシアのモスクワ」
って答え。
たしかに強いロシア訛りです。
「そうなんだ。よかったら、この君から借りたフォードでドライブしない?」
ってガラにもなく、軽口たたいてみましたが。
「ゴメンね、コレなの」
と、結婚指輪がはまった薬指を見せられて終了。
すごすごとクルマを走らせて、ハイウェイに乗り込みました。
ちなみにこれが滞在中の愛車。
1ヶ月ちょい、現地での脚になってくれました。
とーぜん禁煙車。
それにしても、暑い。
摂氏で39℃。
湿度も低くはなく、まさに殺人的な暑さ。
しかも時刻はすでに19時なのに、太陽はガンガン照っていました。
滞在したのは7月の終わりから、9月の最初のころまででしたが。
4時半には夜明け、日没は8時近くと、やたらと日が長い。
空軍基地に滞在
サンアントニオ国際空港から、宿泊場所のラクランド空軍基地(Lackland AFB)までは、車で約30分。
距離はかなりある(日本だったら1時間以上)のですが、なんせ6車線もあるハイウェイ(410号)を高速で走るので、あっという間に到着します。
サンアントニオは、複数のハイウェイがスパイダーネットのように街全体に張り巡らせてあるので、どこに行くにも高速移動出来ちゃいます。
しかも道はさほど混んでなく、料金はタダ!
アメリカの高速道路って、無料のところが多い(ほとんど?)んですよね。
EU諸国もそうですよね。
日本って、いったいなんなの?諸外国の6倍以上の区間料金って・・・
内心で日本の高速道路事情を呪いながら運転してたら、いつの間にか到着。
ラクランド空軍基地。
ここはアメリカ空軍に入隊した新人が、新人研修(訓練?)で最初に訪れる訓練基地。
そして
私の約6週間の宿になる、ゲイタウェイ・イン(Gateway・Inn)
中はこんなカンジ
奥がダイニング・キッチン。
なかなか快適な建物なんですが、たいへんな問題が・・・
分かってたことですが、室内禁煙・・・・
あと、シャワーのみ。バスタブそのものがありません!
風呂好きなので、これは大問題。
ユニットバスだと思ってたのに、まさかバスタブすら無いとは!
まあ、我慢しました。
途中のスーパーで仕入れたもので、簡単な夕食。
T.G.I.フライデーズブランドのチキンウィングとチキンパイ。
いわゆる、″ニューク・ディナー (Nuke・Dinner)″。
″ニューク(Nuke)″は、核、原子力、の意味。
電子レンジを茶化したアメリカンジョークです。Hahahaha!
飛行機の中で爆睡してたのに、もう眠い。
明日は早いので、さっさと寝ます。
朝起きたら、ロッドを買いに行かなくてはなりません。
行くのはとうぜん、バスプロショップスですよ。
アメリカ来たら、やっぱり行っとかないと。
考えが古いですか。
バスプロショップスでロッド購入
別に釣り旅行では無いので、ほんとに最低限のモノしか持ってきてません。
メイホーのルアーケース2個と、リールは1個だけ。
いつものTD-Zではなく、盗まれても惜しくないTD-X。
ラインはPE3号。
ロッドは現地調達するつもりでしたので、まずはロッドを買いに行かなきゃ。
いちばん近いバスプロショップスは、サンアントニオの北西部。
410号から10号に乗り換え、30分くらいで到着。
店名と看板のモチーフのせいで誤解されるんですが、バスプロショップスは釣具屋というよりは、アウトドア用品全般のチェーン店。
ここテキサス州のバスプロショップスでは、銃器も売っています。
エントランスから入ろうとすると、
「ハーイ!ここにサインをもらえない?」
って呼び止められます。
見れば、まだティーンエージャーみたいな女の子。
「何のサイン?」
「Oh、銃規制法案への反対署名よ」
「おれ、旅行者だけど」
「It’s Okay!住所確認するわけじゃないし」
「すまんね。おれは銃規制に、大賛成なんだ」
かわいい目でキッと睨まれましたが、無視して中へ。
テキサス州は、銃天国ですからね~。
釣具コーナーの写真を撮るの、かんぜんに忘れました・・・
ただ、ここのバスプロショップスの釣具コーナー、全然大した事なかったです。
広さも品揃えも。
私んちの近所のキャスティングの方が、よっぽど品数は多いです。
それはともかくロッド。
1本で、マキも撃ちもやらなきゃならないんで、ミディアムヘビーぐらいで6フィート後半のバットがしっかりしたヤツを探します。
予算は100ドル以下。
帰国の時に、持って帰るつもりがなかったので。
帰国便はデルタ航空ですが、この長さの物の持ち込みは出来ないし、預けると高額な超過料金を取られることが分かってたから。(今は少し事情が違うみたいです)
*結果的には空軍の輸送貨物に混ぜてもらって、タダで日本に持ち込めましたが。
Gルーミスとか、セントクロイとか良さげなんですが、はるかに予算オーバー。
バスプロショップスオリジナルブランドは安い。
でもなんかピンとこない。
時間かけて、ウダウダとロッドを触りまくっていると、持った感じがしっくり来るロッドが。
値段を見ると、70ドル。
キマリです。
どこのブランドだろうと、バットを見るとDaiwaの文字。
いやあ~ 日本人ですね~
Team Daiwa って、なつかしいブランド名が書いてありますが、調べてみるとオーストラリアとアメリカで販売されてるモデルらしい。
とうぜん、日本では販売されてない。
これ
オーストラリアでのルアーフィッシング用に、デザインされてるロッドのようです。
バラマンディとか?
たしかに全体のパワーやアクションのワリに、バットが極太。
日本のバスロッドではない、デザインですね。
ガイドセッティングは、むかしのニューガイドコンセプトに近い。1個ガイドが多いかな?
とうぜん、SICリングではありません。
このロッドは、いい買い物でした。
日本に持ち帰ってからも、時々使用してます。
アクションがすごく素直で、背負えるルアーのウェイトも幅広いし、キャスティング、フッキングもスムーズなんですよね。
安物なのに、使えるロッド。
さて、道具は揃いました。
いよいよ、本場アメリカで実釣しますか。
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