今年は意外とよく降る梅雨ですが。
この梅雨さえ明ければ、いよいよ夏が近づいてきましたよね。
夏といえば水泳!
今年は冷夏だってニュースもありますが。
関係ないです!
一足早く、泳ぎを堪能してきましたよ!
・・・・津久井湖で・・・
・・ええ・・初のボートからの落水を経験しました。
Contents
雨の日は落水の危険性がアップ
最近仕事でお疲れ気味のワタクシ。
疲れてる上に、やけによく降る梅雨じゃないですか?
霞ヶ浦も戸面原ダムもアシが遠のくばかり。
またも近場の津久井湖に逝ってしまったんですよ。
この日の予報は朝方だけ雨。
後はくもりで、午後からは晴れなんて大ウソに騙されてご登場。
この日はバスの居場所がまったく見えず、朝からノーバイト。
昼前にスピナーベイトで1匹バラシ。
サカナはバンクから少し離れた、3~4mラインにいそうだと気づき始めたところで、バンク際のカバーでの待望のバイト。
すっかり翻弄されてしまいました。
元がシャローマンというかバンクビーターというか、浅場専門の浅い男のワタクシ。
何かと言えば、シャローに居残るいいわけを常に探してる。
んで、釣れないままシャロー撃ちを続行。
本来は14時で上がるつもりだったのに、釣れないもんだから結局ラストまで。
おまけに午後から晴れるどころか、夕立みたいな豪雨ですよ。
疲れ果ててるものだから、ボート内の排水もせず。
時間ギリギリまで粘って、無様なノーフィッシュ野郎として帰着したんです。
皮肉にも、帰着になって雨がやんで晴れてきた。
この日はいつもの安定性抜群の免許不要艇じゃなく、普通のローボート。
タックルや小物を桟橋に上げ、残るはエレキとバウデッキ、すでに接続を外したバッテリーのみ。
ここで何を思ったのか?
桟橋からボートに飛び乗ってしまったんです。
もともと腰痛持ちで足腰があやしいのに、疲労度マックスでのこの暴挙。
右足がボートに乗っかった瞬間、バランスを崩してグラリ。
ボートが右側に大きく傾く。
するとボート内に溜まった大量の雨水が、重心移動システムのようにさらに右側に移動。
右舷が水面より下がり、大量の水が一気になだれ込む。
半沈ですよ。
私はボート左側に移動しようともがきましたが、到底ムリ。
そこで、
「もうそうなったら、水中に落ちた方がラクですよ!」
ってボート屋さんの声。
そこであきらめて水中に入ると同時に、ボートがひっくり返ってチン。
不思議とパニックになっていなく、異様に冷静でした。
まあ湖の沖とかじゃなく桟橋だったし。
ライジャケの紐を引っ張るまでもない、と思いながら、上がれる場所を探す。
となりのボートに這い上がって、ひっくり返ったボートを起こせるか試してみました。
ボートは係のお兄さんがなんとかしてくれましたが。
ボートに付けたままだった、エレキとバウデッキ、そして魚探は水に浸かった状態。
バッテリーは湖底に水没ですよ。
タックルやルアーボックスが、すでに桟橋に移動済みだったのが不幸中の幸い。
ボートが浸水して半沈のままなので、ボート屋さんのスタッフの方がポンプで排水するのをじっと待ちます。
あの時、排水が終わるまでボートを反対側から支えてくれた若いバサーの方、本当にありがとうございました。
排水が終わると、スタッフの方が根掛かり外しみたいな棒を持って来ます。
湖底に沈んだバッテリーの引き上げです。
しばらく探ると、無事に引き上げ成功。
湖底に有害なゴミを残さなくて良かった。
そこでスタッフの方、
「これ、購入してどのくらいですか?」
え?なんでそんな質問を?
ちょうど1年ぐらいだと答えると、
「たぶんイケますよ。再使用可能ですよ」
と信じがたい言葉。
だって水没したんですよ?まさかでしょ?
驚いて質問すると、バッテリーの水没はよくある事故で、その後に再使用してるバサーは大勢いるとか。
エレキはメンテすればイケると予想してましたが、バッテリーも?
とりあえず片付けの続きをしながら、水没の被害をチェックです。
ポケットの中身は?
まず最初にチェックしたのが、落水した際に身につけていたブツ。
セキュリティのリモコンが付いたクルマのキーとスマホ。
私のiphone、防水機能が装備される前のモデル。
ここでラッキーだったのが、雨なのでレインギアを着てたこと。
レインギアのポケットのおかげで、浸水が最小限で済んでいた!
キーはまったく濡れておらず、スマホも一部が濡れただけ。
深刻な水没はなく、一日乾かしただけで再使用可能でした。
被害はタバコとライターだけ。
エレキや魚探、バッテリーは?
帰宅してから、機材をチェック。
まず魚探は心配してませんでした。
ロランスは全製品が防水構造のはず。IPX7だったかな?
1mの水中に30分くらい浸かっても、浸水は防げる構造。
次にエレキ。
水没どころか、雨でもヘッドから浸水するくらいに防水性はない。
買ったばっかりの頃、桧原湖の隣の曽原湖でのどしゃ降り釣行時。
ヘッドから浸水してショート、エレキが暴走した事あります。
フットスイッチ踏んでないのに、マックスパワーで暴走するんですよ。
ただ逆に、その時の経験から今回も楽観してました。
あの時も水が乾いたら、普通に動いてた。
つまり浸水はしたけど、乾かしさえすれば問題ないかと。
ヘッドを開けて逆さにして降ってみると、少しだけ水が出る。
これならモーター部までは浸水してないかも?
基盤周りにエレクトリッククリーナーを吹きかけて乾燥させる。
あとは数日、放置乾燥ですよ。
そして1週間後に新利根川で丸一日使用しましたが、問題なかったです。
まあもしモーター部に浸水してたら。
サビの発生は時間差で来ますから、数カ月後はヤバいかも知れませんが。
そしてもっとも懸念してたバッテリー。
これが一番驚きでしたが。
帰宅後、かるく洗ってから再充電してみる。
ボート屋のお兄さんのハナシでは、満充電できるようなら再使用可能だとの事。
なんと満充電できました。
その後にエレキと一緒に一日釣りしましたが、まったく以前と変わらず。
いやあ、水没バッテリーが再使用可能とは知りませんでした!
ボイジャーのディープサイクルバッテリー、完全な密閉構造じゃないハズなんですけどね。
終わりに
今回は桟橋での片付け中での事故でしたが。
これが釣りの最中で、水深が深いとこだったりしたら、かなりパニックですよね。
自分だけがバランス崩して落ちるのは、まだマシなんですよ。
ボートが浸水して沈んでいくのを見るのは、かなり恐怖感をアオルのは確実。
レンタルボートでのバスフィッシング、ふだん思ってるよりも危険が隣り合わせだという事を、あらためて自覚しました。
津久井湖では、2年ほど前にバサーが落水で亡くなってますしね。
*1週間後の霞ヶ浦・新利根川。片付け中に、「ウワー!」という悲鳴。
他のバサーの方が落水、ボートがひっくり返ってました・・・