直リグ(ジカリグ)って韓国から来たんでしたっけ?
てっきり、海のエサ釣りの仕掛けが元ネタかと思ってました。
リーダーレスダウンショット、ゼロダン、パンチショットリグ・・・
全部同じですよね?
かつて常吉リグが、ダウンショットリグと呼び名を変えたように、いずれまた和製英語のシャレオツ名になるのでしょうか?
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直リグの自作
画像の直リグは、市販のパーツで自作したモノ。
一手間掛けた小細工が好きな私は、ラバースカートを巻いています。
使用してるパーツは定番中の定番のこちら。
デコイのオープンスイベルですね。
最初はスナップで作っていたんですけど。
牛久と津久井湖で、それぞれデカイヤツに2回もスナップ壊されてしまったんです。
それからはこのオープンスイベルでやってます。
画像のシンカーは、同じくデコイのタングステンスティック。
デコイのスティックタイプのシンカー、鉛とタングステンの2タイプがあるんですが。
最近は、鉛の方がよく使うかな。だって安いから。
このデコイのシンカー、スイベルがしっかりしてるんで、リング側の方にはスイベル無くてもいいんですけどね。
ちなみにこのオープンスイベルのジャケットの絵ですが。
フックとシンカーを付ける順序が間違ってます。
これだと、オープンリングの閉じた部分にシンカーのリングが引っ掛かり気味になった時、シンカーがフックをガードしてしまう可能性があります。
付ける順序は、オープン側を上にしてシンカーが先、そしてフックを入れて、リングを閉じるのが正しいです。
たしかジャケットの裏の「取り付け例」だと、正しい順序で記載されてたような?
使用するフックとシンカーのサイズはお好みで、ですね。
私の場合、7gと5gで作ったモノを用意してます。
アシ際やブッシュのようなカバーでは、5g。
ラバージグやテキサスリグと違って、直リグはとにかく飛びがよく精度も高いので、シンカーを軽めに出来るんですよ。
7gは浮きマットが絡むスポットとか、または風が強めの時。
テキサスじゃ、7gだとマットの中に落ちていかない事も多いですが、直リグだとけっこう入ります。
最近では、ラバースカートを手巻きで付けることも多いです。
ワタシ、ジカラバって呼んでますけど。
やっぱり元はラバージグ使いなので。
かつての自分のメインの武器へのオマージュ。
オープンスイベルのシャフト部分に巻いてます。
せっかくの直リグの飛びを損ないたくないので、巻くラバースカートの量は最小限にしてます。
ジカラバの時は、組み合わせるソフトベイトはOSPのドライブビーバーか、同じくOSPのドライブクローがほとんど。
直リグの使用感
ホントは、直リグの特徴を生かしたシチュエーションを見極めて、テキサスリグなどと使い分けるのが正しい、と思います。
でも実際はどこでも投げちゃってるのが、今の現状。
以前はラバージグをどこでも使っていましたが、それが直リグに変わっただけ。
ま、霞ヶ浦がホームなので、とうぜんアシ際撃ちはメインゲーム。
後方重心の直リグは、ピッチングには最強です。とにかくよく飛ぶ。
しかも精度が高いキャストがしやすいので、低弾道狙撃がスパスパ決まる。
これだけでも、他のリグを使う気が起きなくなるほどの長所です。
とにかく1mでも、ボートポジションはアシから離したいですからね。
ラインやスプールの回転抵抗があるので、完全に垂直にフォールするわけではありませんが、たしかに他のリグよりは、フリーフォールさせやすい。
水中でルアー部分がフリーに動く、というのも、かなり利点ですよね。
テキサスよりも、ボトムが切れる(少しだけど)のもいいです。
あんまり評価されてないですが、スイミングの姿勢もいいと思うんですけどね。
最初はパーツが多いので、ちょっと引っ掛かりが多いのかな、と思ってたんですが、これがまったく引っ掛からない。
リグを入れる時も、回収する時も、ぜんぜんストレスフリーに出来ます。
ま、ロッド操作にコツはありますが、普段からカバー撃ちしてる人だったら、なんでもないレベルでしょう。
と、まあ、良いことばっかり言ってきましたが。
欠点もありますよ、それはね。
ただ、ネットで探しても、誰も言及してないんですよねえ・・・欠点だと思ってんのはオレだけ?
唯一、ノリーズの伊藤巧プロがちょっと言ってたような?
その欠点とは、フッキングに少し難がある、ということ。
私のように、ラバージグ使用歴が長いとついついやりがちなのが、バイトを感じると同時の、「ビシッ」とした瞬殺フッキング。
これだとバレやすい。フックポイントがバーブ奥まで貫通しない事が多発。にゃんで?
フックがフリーになってるのが問題だとは思ってますが。
マキモノの時のような腰を使った、大きなスイープ気味のアクションでフッキングすると、けっこう決まりやすい気がしてます。
ただ、カラダに染み付いたクセはなかなか抜けないですね~
撃ちの時は、どうしても「ビシッ」系の右腕を振り上げる瞬殺フッキングをしがちです。
今の私の課題ですね。
まあ、ラインをフックに直接結べて、直リグに近い使い方ができる、「ビフテキリグ」も試してみたんですが。
アレは、ビーンズシンカーのチューブがすぐ裂けるんで(たぶんPEだから)、使うのやめちゃったんですよね。
去年は「フリリグ」(フリーリグ)にシンカーストッパー付けて、カバー撃ったりもしてました。これはなかなか良かったです。
今は、これらを混ぜながらいろいろと試しているところです。