バス釣りを始めた頃。
私は横浜のとあるバーの、バーテンダーだったんですが。
そこの常連さんにルアーフィッシングをやってる方がいまして。
その方から最初に教わったのが、ユニノット。
その後にいろいろ試してみて、
今は3つのノットを使い分けてます。
Contents
ユニノット
慣れるとカンタンに出来る、ユニノット。
結び方がカンタン、というのは大事です。
寒さでかじかんだ指先や、強風で揺れるボートの上でも結べるようなノットでないと、実戦では使えませんよね。
このユニノットの平均結束強度は、70~80%ぐらいらしいんですけど。
PEラインでもスッポ抜ける事はないし、案外使えるノットですよ。
動画はYGKよつあみさんから拝借。
動画では触れてませんが、余りラインも口でくわえて、メインラインと同時に締め込んでいくのがコツ。
巻きつける回数ですが、フロロなどで3,4ポンドなどのライトラインだったら、3回。
太めのラインは4,5回。
PEラインは5回以上。
このユニノットのみで15年ぐらいは釣りしてましたが、案外このノットだけでも問題は無かったです。
2つ折りにしてダブルラインでやるユニノットも、ジグ系では多用してました。
最近はあまり使わなくなったノットですが、今でもたまに湖上でやる時あります。
パロマーノット
ノリピーこと、田辺哲男プロの推薦ノット。
ここはご本人に解説してもらいましょう。
私がよく使うノットです。
このノットの最大の長所は、
「すべてダブルラインで結束される」
というところ。
しかも結び方がかんたんです。
エリアのトラウトでの、フロロの2ポンド~3ポンドラインでは、このパロマーノットしか使いません。
やはり極細ラインの場合、ダブルラインで少しでも強度を上げたいですから。
バスでも、一時期はこればっかりでしたね。
最後にループをくぐらせる必要があるので、スピナーベイトなんかだとちょっとやりにくいトコもありますが、ノットとしては超オススメできます。
欠点としては、結び目が小さいのでカタチが整えられてるか判別しづらい。
ノットは、結び目がきちんと整ってる事が大事なんです。
雑に結ぶと、カタチがくずれて結ばれてしまいます。
そうなると強度も出ません。
ユニノットなんかは、メインラインを締め込む前に結び目のカタチを確認して、指先で整える事が容易です。
でもこのパロマーノットでは、それがちょっと難しいんですね。
結んでしまってから、あ、これダメ、やりなおしってなります。
しかもダメだったのが分からない事も時々・・・私だけかも知れませんが。
まあノット自体はすごくカンタンなので、やり直しでも苦にはならないですけど。
ハングマンズノット
ここ最近ハマってるのが、このハングマンズノット。
以前から、よく聞くノットではありました。
T.O.こと大森貴洋選手も、
「裏切られた事無いから、コレしかやらない」
って言ってますね。
動画はまたまたYGKよつあみさんより
最近になって導入したんですが、ひょっとしたらPEラインにはベストかもしれません。
他のノットと違って、何回やっても失敗がなく安定してます。
PEだと、意外と結び目がくずれやすい事があるんですけど。
このハングマンズノットだと、全然起きないですね。
私はルアーアイに2回通す、″ダブルハングマンズノット″で結んでますけど。
これはモノフィラメントラインでは、ヤメた方がいいでしょうね。
同じダブルで巻かれるパロマーノットとは違ってですね、ハングマンズノットでは2重のラインの片方が交差してしまうからです。
PEなら、交差ポイントで押し付けるチカラが掛かっても、ワリと平気ですが。
モノフィラは、ギロチンみたいにチカラが掛ると脆いですからね。
おわりに
今回紹介したノット、ワリと定番中の定番だったんではないでしょうか?
やっぱり、多くの人に支持されて生き残ってるノットには、それなりに理由がありますよね。
でも、最初にこういったノットを考えた人ってスゴイですよね?
ノットは釣りの