いつもなら。
9月以降は、霞ヶ浦通いが例年のパターン。
スピナベのみで2ケタ目指す、そんな毎年恒例の秋の新利根・スノヤワラを満喫してるはずなんですが。
2019年の初秋(晩夏?)に訪れた極悪台風2発によって、カスミ水系はアポカリプス状態。
とくに新利根川は完全壊滅。
米ドラマ・ザ・ウォーキングデッドの中で描かれるよりヒドイ、死者の川と化してます。
バスフィッシング・オブ・ザ・デッドですよ。
なんと前代未聞の、バサーオールスタークラシックの中止(延期)まで引き起こすほどの惨状。
そうなると行けるのは戸面原ダムになるんですが。
しかし房総リザーバー系、こちらもけっこうな荒廃ぶり。
新利根のようにサカナが死滅してるワケではない、のが救いではありますが。
なんか秋をスキップして、いっきに初冬に入ってしまってる感があります。
ボート屋さんの釣果情報を見ても、連日のように0~1とか0~2とかの信じがたい低スコアばかり。
10月に釣った時は、なんとか2ケタ出せましたが。
11月に入ってからは、そうとうに厳しそう。
やっと休みの都合がつきました。ひょっとしたら、今年最後かも知れないバス釣り行ってみます。
わたし、12月から3月まではトラウトしかやらないので。
バス釣りは防寒着でやるもんじゃない、というヘンなポリシー持ってます。
06:40 スタート
11月から冬時間なので、06:40スタートの、帰着は16:30。
ノタノタしてるとすぐ終わってしまいます。
とにかく水色がコレのまま
シャローカバー撃つ以外の選択肢があろうはずもない。
水温は意外と高くて、スタート時に16。8℃。日中は17.5℃まで上がりました。
これ、トズラ特有なんですよね。
真冬でも水温が2ケタ台だったりする。
だからって釣れるワケではありませんが。
去年に12月末に挑戦した時は、水温11℃もあったのに完デコでしたからね。
ボート屋のご主人、今日は1匹釣れればラッキーのツライ日でしょうとの事。
フッ・・
ご安心ください、ご主人。
連日のショボい釣果じゃ、商売に支障がおありでしょう。
すこしマシな釣果を出して、客足の向上に貢献させていただきますぜ。
などと思い上がった、根拠ゼロのうぬぼれを抱きながら、まずは対岸の小ワンドへ。
今日はタックルはなんと2セットしか持ってきてません。
いつもの愛刀、エッジプライドEPGC665+TD-Z・SVスプール105。
ラインは撃ち専用のYGK G-Soul アップグレードPEのX8。
今までは直結でしたが、今年の途中からフロロカーボンリーダー試してます。
シーガーR18BASSの16ポンドと20ポンド。リーダーの長さは約1m。
PE直結の弱点、バイト時の弾きや食いが浅くなりがちな問題にたいする対処法。
もう1セットは、同じくエッジプライドのEPGC664にヘビダン。
こっちはユニチカのシルバースレッドPEの直結。
シンカーはどっちも7g。
どちらもカバー撃ち用。
今日はカバーの点の釣りしかやりません。
そして止めて使うのがテーマ。
よって付ける具も、いつものビーバーではなくドライブクロー。
止めてシェイクだったら、クローの方が誘いやすいと思うんですよね。
ヘビダンの具はあえてHPシャッドテール。
カバービッタリではなく、数十センチとか離れて浮いてる場合はこっち。
カラーはどちらもエビミソブラック。
まあソリッドブラックの補充を忘れてたからなんですが。
ワンドに到着。遠目から最小パワーでジンワリと進入。
ワンド入り口付近の冠水ブッシュ奥を狙います。
今日の狙いは各ワンドの入口付近。
ワンド奥の水が澱んだとこよりも、湖流が巻いてそうなトコ。
ドライブクロー3投目。
なんかゴミがリグに絡んだ。
ティップを上げてみたら、そのゴミが少し動いた!
あら? とりあえずダメ元フッキング?
バスでした。
なんか生命感にとぼしいアタリ方。
これはやはりタフそう。
まあでも、開始10分ぐらいでノーフィッシュ回避。
今日はNBNF覚悟だったんで、いきなり気が楽になる。
ワンドを出て右の筋、上郷方面へ上がる。
途中のバンク沿いに感じの良いブッシュがあったので、かるくクロー。
またゴミ絡みっぽいアタリ。
トズラベイビー
中島ワンドや道路下ワンドなんかを一通りチェック。
バックウォーターは完全無視の予定なので、ボートをターンして桟橋方面へ戻る。
次は岩盤近くのワンドからキャンプ場ワンドへ。
橋の下のちょっとしたくぼみ。
ドライブクローをカチコミさせてみると。
いた。
なんだ、釣れるじゃん。サイズはいつもどおりだけど。
左の筋に上る前に、ボート屋さんでトイレ休憩。
「どうです?釣れましたか?」
と心配そうに聞くご主人。
とりあえず3本って答えると、おお!と安堵される。
このねこバスごときでこれだから、今日のトップは10本ぐらいは釣れるんじゃないかな?
ここから馬の背ワンドへ。
まったくアタラないので橋を超えてバックウォーターの入り口から100mほどをマジメに撃ってみる。
ビーバーに付け替えて1投目。
これはけっこうガツンと食った。
またクローに戻してゴミ溜まり周辺を。
とにかく今日はスローに攻めてみたんですが、ここからさらにスローに。
リグ着底後から10秒くらいノーアクション。
ワンアクションしたらまた5秒待機みたいに。
そしたら
そしてまたバイト。
雑にやり取りしてたらバレた。
この段階で、時間はすでに15時過ぎ。
桟橋方面へ戻りながら、ラストは光生園ワンド。
流木だらけの向こう側へ、ヘビダン。
かるくスイミング。
コンッ
うわあ小さい。
さらに数メーター向こうへキャスト。
またコンッ
バシャバシャ
プンッ
バレた・・・・
もういいや。
桟橋に戻ると、その日のバサーはすでに全員帰着済。
まだ終了30分前なのに。
ご主人いわく、ほとんどがノーフィッシュだったそう。
トップは8匹か9匹の人。サイズは45cm。
私は2位。サイズは・・・・
さて、2019年度のバスフィッシングはおそらくこれで終了。
来年は新利根川が復調してるといいんですが。
それまでの冬の間は、トラウト。そして車いじりと新しいギターの組み立てで時間を潰します。