ヅ~ラ♪ ヅラ♪
ヅ~ラ♪ ヅラ♪
もう一度言いますが、戸面原ダムの読み方は「とづらっぱら」。
「とめんばら」ではありません。
まだ6月中なのに、いきなり梅雨明けを宣言されてしまった関東地方。
勝手に宣言させていーんでしょうか?
「よお梅雨、おめえほんとに明けてしまったのかい?なんの未練もないのかい?」
そんな独り言を言いながら、私の合法チューンド360馬力の愛車はアクアラインを疾走。
またまた戸面原ダムに挑戦です。
Contents
戸面原ダムのボート
5:20に到着。
ガラガラ・・・
あれ?
今日は日曜ですけど?
今日はバサーは10人ぐらいしか来てない。
ヘラブナの例会っぽいのがあるから、情報通は今日を避けたのでしょうか?
一時はかなりダウンしてた貯水率も97%まで回復。
フルからー30cmと、ほぼ満水状態。
水温は27℃。昼過ぎには全域で28℃を超えました。
これは完全に夏の釣りになりますね。
ヘラ師さんが多数なので、岬周りは出来ないでしょう。
ならば他の水通しの良い所で、シェードが絡むポイントを探していく予定。
とにかく数はどーでもいんで、デカイのが釣りたい!
5:40 ガードレール下
まずは桟橋正面の小さいワンド。
ワンド入り口の左側に、ヘラ師さんが入る前に撃ちたい。右側はもう入られてる。
と思ったら、全速力で漕いでくるヘラ師さんが。
私のモーターガイド54ポンドより速い。
仕方なく笑顔で譲って、崖の崩落跡のポイントに向かいます。
通称「ガードレール下」
ガードレールは崩落で無いんですけどね。
立入禁止のブイとロープがあるので、そこからバンクに向かって投げるか、ブイの真下に多数の岩と木が沈んでるので、そちらを狙うかです。
ところでこの辺り、水深は12mぐらいなんですが。
さかんに水面にボイルが見られます。
霞ヶ浦の新利根川や洲の野原あたりで、こんな沖のボイルを見ても気にしませんが。
ここ戸面原ダムだと、ちょっと気になります。
というか、あれ、完全にバスですよ。
ブイ周りなら分かりますが、途中の湖の真ん中でもボイルしてるんですよね。
あれはなぜなんでしょう?
ボトムに何も写らないんですが?
あと何を食ってるんでしょうか?
トヅラでベイトフィッシュを見たことがないんですよ。ギルと子バスはいっぱい見ましたが。
まあ、何もない沖で360℃キャストはやり続けられないので、とりあえずブイ周りから。
水深12mでのトップウォーター。
カスミ育ちの私にとっては完全に異世界の釣り。
でも前回にチェックした時に手応えはあった。
で、やっぱり釣れちゃうわけですよ。
はい小さい。
まあファーストフィッシュはトップから。
ルアーはOSPバジンクランク。
その後バズベイトにチェンジ。
沖目のボイルの感じを観察してて、次回までにあるルアーをゲットしとこうと決めました。
たぶん効くはず。
今度はブイからバンク狙いに変更。
シャッドテールをトレーラーにしたラバージグで岸撃ち。
撃ったらそのままスイミングさせて、沖目のサカナも狙えないかやってみる。
1投目で着水と同時に落パク。
いいバイトだったのでサイズを期待しましたが。
35cmぐらいしかない。
ここで移動。
宇藤木の川筋の入り口へ向かいます。
6:20 宇藤木前
今日はこのバックウォーターに上がる気はありません。
この先はヘラ師さんが多いはずなので、航行しにくいと予想されるから。
ちょっとこの入口のチェックだけ。
メインチャンネルが寄ってる部分のブッシュの奥に、スピナーベイトをカミカゼ撃ち。
カミカゼ撃ちとは、スピナーベイトを通してくるコースが無い(途中にアシやブッシュが邪魔してる)のに、水中に入ってるわずかな間にバイトを期待して投げ込む事。
洲の野原の妙岐水道のアシ原でよくやるやり方です。
そんなとこ、普通はテキサスやジグじゃないですか?
だれもスピナーベイトなんか投げ込まないですからね。
だから釣れちゃったりするんです。
(牛久沼ですが、そんなとこにトップウォータープラグ投げ込む猛者がけっこういますが)
でも今回は不発。
とっとと移動します。
トンネルワンドをクランクベイトで流しながら、岩盤エリアやインレットをチェックしつつ、ゆったりとダムサイト方面に向かいます。
9:40 ダムサイト
ここは前回来た時に、夏に良さそうだとチェックしてたエリア。
この水温なら期待できそう。
ここに入る直前、いい感じの岬があったんですが。
やっぱりヘラ師さんのボートががっつり停泊。
「こんにちは」と挨拶しつつ、迂回しようとしたら・・
「よお、あんたそこから俺のボートの下にルアー投げれるかい?」
と話し掛けられた。
え?どーゆー事?
「たった今、でっかいバスが2匹、俺のボートの下に入ったんだよ」
「こーやってボート留めてると、けっこうバスやらギルやらが入ってくんだよ」
ボート際に撃てるかって? フッ・・愚問だな。
とは、一瞬思いましたが。
さすがに、人がいるボートに向かってキャストは出来ません。
ありがたい申し出ですが、丁重にお断りしました。
そうすると、
「そっかあ。じゃ、3時に帰るから、俺が居なくなったらやってみ。けっこう撒き餌に群がってサカナが寄ってるからよ」
ってオファーが。
ほんとに、ここのヘラ師さんはナイスな人が多い。
むかし、西湖や精進湖で喧嘩しまくった極悪ヘラ師達とは大違い。
さてダムサイトの立入禁止のブイエリア。
2つある内の1つ目。
以前来た時は無かった浮きゴミ。
これ以上の水通しの良いシェードはないでしょう。
戸面原ダムのマックスサイズがいるか?
エレキを踏まず、風に流されながらカバーに近づきます。
まずはブイの際から。
リグはOSPドライブビーバー3.5ソリッドブラックのフリリグ(フリーリグ)7g
マットカバーではなく、ブイと寄せられた丸太のスキマに落とすと・・
ピンボケ+小さい
でもまあ、あっさりフィッシュ。
落とし込んだ瞬間に、ゴンッときたんで即フッキングしたんですが。
ビーバーテールが両方共ちぎれてる。
喰われたんでしょうか?
ここでは続かなかったので、2つ目のブイへ。
そしたら先行者。
ジャマしたくないので、さっきのブイエリアに戻ります。
戻る途中で、小さいワンドと浮きゴミカバーが。
そっとボートを寄せて、岸とゴミマットの境目に落として見ると・・
また小さい。戸面原ダムアベレージ?
ここで移動。
南西のバックウォーター方面へ。
11:00 中島ワンド
途中、通称「ポンプ小屋」と呼ばれる、ワンドにも入りましたが。
ここは満水でも水深1mのシャロー。
岸際のブッシュが新利根川チックで、血が騒ぐポイント。
でも今日は生命感ゼロ。生き物の気配がまったく無い。
地形上、どの方向からも完全に風裏になるし、湖流も入らない。
夏には、サカナは居られない場所かも知れないですね。
今日のテーマは、少しでも涼しそうな所。
バックウォーター上流は捨てて、手前の中島ワンドの風表のカバーを探します。
風の当たりまくってる、浮きゴミのマットがありました。
スルン・・・
ゴンッ!
全然サイズが上がりません・・
ほんっと、よく分かりません。
ゴーマルとは言いませんが、なぜ40クラスが釣れないのでしょう?
ある有名ブロガーが、
「戸面原ダムは格差社会」
と言ってましたが、ほんとにそうかも?
中流が存在しないのか?
霞ヶ浦は中流だらけですけどね。
この後もじっくりと攻めていきましたが、フッキングをミスったバイトが2回ほどで、他に何も起きません。
時間も3時を回って、体力的にも限界が近づいてます。
ボート屋に戻りつつ、ラストにダムサイトのポイントに再挑戦といってみます。
4:00 ダムサイト~キャンプ場下
最初に入ったのが、キャンプ場下。
ここは、秘境っぽい雰囲気あるポイントでした。
今回は不発でしたが、バスのストックはかなりありそう。
ワンドの真ん中にも、デカめの立木が多数沈んでて、いかにもな雰囲気。
ワンド奥より、入り口の方が夏には良さそうですね。
で、またダムサイトのブイ。
ブイの際にスルリと滑り込ませると・・
もちろん、このサイズ。
もう、これで終了です。
帰りは温泉
戸面原ダムの帰りに立ち寄るのが、「君津の湯」
まあいくつか試してるので、フェイバリットは変わるかも知れませんが。
私の選ぶ、釣行後の日帰り温泉の外せない基準ですが。
1)ぬるめの低温浴があること。
2)ジェットバスがあること。(これが釣行後には効きます)
3)仮眠できる部屋があること。
この条件を満たす所は、なかなか無い。
前日にほとんど寝ずに釣行、一日ボートの上で立ちっぱでキャストしまくりです。
こういった日帰り温泉で身体をほぐして仮眠しないと、帰りはとても運転できない。
ええ、もう年なんですよ。