雨パワーって、よく言うじゃないですか?
雨が降ると釣れまくり♪って。
でも私の経験で言えば・・・
無いですよ、そんなモン。
雨で、サカナの活性上がる?
雨降ると、サカナは沈んじゃう気がしてしょうがない。
*実際は、過去に何回かはありましたけどね、雨パワー。でも、常に雨で釣れるってのは無いです。
だいたい、雨に濡れるとキャストは飛ばないし、結びかえも面倒だし、集中力も続かない。
偏光グラスに水滴ついて、前もよく見えやしない。
なんにもイイこと無いですよ。
さて、本来予定してた仕事が、とつぜんのキャンセル。
いきなり空いた月曜日。
予報では晴れだったので、ついノコノコと来てしまったトヅラ。
ところが夜中になって、予報が急変。
土砂降りですよ・・・
Contents
06:10 スタート
館山道まではドライだったのに。
君津中央インターで降りた辺りから、ポツリポツリ。
そしてダムまであと5分、ってトコからザー。
ボート屋着いたら、滝のような雨。
ヘラ師さん達が雨宿りしてます。
「なんだよ~これじゃ出れねえよ。ハリキってんの、ブラックバスの人達だけだろ」
いや、ハリキッてませんよ。ゲンナリしてますよ。
レインウェア着る前から、すでにずぶ濡れ。
まあ、レインの下はドライシャツと海パン。
濡れても問題ないですけどね。
帰りに日帰り温泉に寄って、別の服に着替えるし。
9月からバスの出船は30分遅くなって、6時10分。
とりあえずスタート。
今日はワンド奥から様子を見たい。
先週の釣りで、水の中は秋に移行してるのを感じています。
そしてこの雨。
夏の間は機能してなかったポイント、通称「キャンプ場下」のワンド。
あんがい爆発したりして?
・・・
不発。
実釣開始から10分以内にファーストフィッシュのジンクス、ついに終わってしまいました。
そして今日はこの後も、ホントにシブかった。
07:30 ダムサイト右側
この頃になると、雨が止みかかってきました。
今日は降ったり止んだりの繰り返し。
ダムサイトのブイ周り、ほんとは左側が好きなんですが。
でも先行者がいるので仕方ない。
ブイの右端、岩の岬との境目にドライブシャッド。
すると岩の下からバスが出てきて、ルアーをひったくった!
視界からドライブシャッドが消えて一呼吸・・
フッキング!
ラグゼカマー666がキレイにベンド、よし、ノッた!
35cmぐらい?
まあまあサイズ。
先週はまったく機能していなかった、縦ストのポイントで出た。
このバス、岬の横の垂直岩盤の2mぐらいから出てきた。
じゃあ、他の縦のストラクチャーはどうか?を見に行きます。
ブイ周り、立木、共に不発。
そこでシャローの確認。
中島ワンド方面へ。
しっかしヤバイですよ。
釣り開始から2時間もたってるのに、まだ1尾。
09:00 寮下~中島ワンド
上郷橋を越えて上流方面へ。
この辺からは、ヘラ師さん達のジャマをしないように華麗にスラロームが必要。
美しいターンをキメて、ヘラ師さんの入ってない小ワンドの奥へ。
また雨が強くなってきた・・・
ワンド奥の浮きゴミのマット。
OSP・ドライブビーバーのエビミソブラック。
一撃!
ドシャローにも居ることは居る。
バックウォーターも見に行ったが、先行者2名。引き返す。
同じワンドの岩盤を試してみます。
岩盤ぎりぎりにフォールしたはずなのに、ラインが不自然に手前にカーブ。
飛天御剣流フッキング、「龍翔閃」!
*バット~ベリー部に手を添えて、ボート上でジャンプしながらフッキングするワザ。
ロッドによけいな負荷を掛けて破損する危険と、着地時にバランスをくずして落水の可能性が高い上に、万が一他のバサーに目撃されると恥ずかしくて桟橋に戻れなくなるという、高難易度の古流フッキング術。
やっぱり岩盤ポイントの方が、パターンは生きてるっぽい。
今日はもう、これメインでやります。
11:00 水中島
移動中、光生園ワンドでバイトがあったんですが。
ミスって、スッポ抜け。
やはり岩盤のフォール中でした。
満水だと水面下にある水中島の小さい方。
ブレイクがなだらかで、立木がある方がバスが付いていそうなんですけど。
そっちはノーバイト。
それで、反対側の岩の絶壁になってる方に、HPシャッドテールのダウンショット。
ググン!っとバイト。
今日の最小サイズでしたが、フックを外した時に手がすべって、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー。
ここでいったん上がって、焼きそばタイム。
午後からは反対側のバックウォーターを上がってみます。
13:00 ガードレール下
休憩後の午後の部スタートですよ。
雨はすっかりあがって、太陽が見え始めてます。
この時点で、まだ4尾しか釣れてない。
秋パターンに移行しつつあるせいか、イマイチ居場所が絞れません。
1年を通じて、まんべんなくヘタな私ですが。
秋はさらにヘタ。
散ったサカナを追えないんですよ。
とりあえず岩盤でのタテの釣りには、なにかしら反応があるので続けてみます。
まずは桟橋横のガードレール下ポイント。
崩落後の工事が中断したので、釣り禁が解除されてます。
ブイとロープを越えるのはダメですけどね。
まったく反応がありません。
これは尋常じゃないですよ。
ランチ休憩の時に女将さんから聞いた、昼上がりしたバサーの人達の釣果も最高で3尾くらいしかなかった。
バックウォーターを、クランク巻きながら上がっていく。
ルアーはワイルドハンチのブラック。
ワイルドハンチの障害物回避能力、さほど高くないと言われてるみたいですが。
まあOSPのブリッツシリーズほど躱してはくれませんが、リーリングに気をつければ結構イケますよ。
霞ヶ浦の洲の野原のオダや沈み杭エリアでも、ガンガン巻いてます。
なんせ、ハンチは釣れますからね。
先週よりさらに減水してて、シャローの浮きゴミは消滅してます。
女将さんによれば、今年の減水はコレがマックスだそうです。
農業用水用のリザーバーである戸面原ダム、夏が終われば放水をストップする。
ここからは、徐々に満水に戻るそうです。
浮きゴミがないので、岩盤のみをドライブビーバーで撃つ。
バックウォーター上流部に入る手前の大きなカーブ、その少し前の水深のある岩盤にピッチング。
ラインが少し走ったような?
スッポ抜け&ルアー顔面直撃を覚悟で、全力フッキング!
ノッた!
大きくないけど。
この後は、馬の背やトンネルワンドなんかも回ってみましたが。
追加どころか、アタリすらなく終了。
しかし、今日はかなり課題が残る釣りとなってしまった。
ここから秋本番に入ると、どういう変化が起きるか?
ただ、ヘラ師さんに聞いた秋のパターン。
増水と台風の雨などで、満水+ど茶濁りになるのが例年のパターンだそう。
そういえば、去年の10月の解禁の時。
カフェオレ色の湖面が、いろんな方のブログを飾ってましたね。
そうなると、シャローカバーと近接の立木だけで釣りになりそうですが?