いやあ~ 台風24号なあ~
″チャーミー″ でしたっけ?
カテゴリー5のスーパー台風だったそうですが。
やってくれましたよ。
仕事柄、2回しか釣りに行けない9月。
やっと釣りに行けると思った30日に、がっつり上陸してくれましたよ。
ただ、上陸したのは30日の夜中なんですよね。
日中は釣り可能だった。
ボート屋さんが開いてれば。
残念ながら、霞ヶ浦の松屋さんも、戸面原ダムのボート屋さんも、両方クローズ。
安全第一ですから、仕方ない。
台風上陸直前に釣りをして、台風パワーで爆発したこと、過去に数回あります。
北浦での、スピナベ16連続ヒットとかね。
妙岐水道で、30分でクランクで二桁釣ったこともありましたっけ。
30日にソレを期待してたんですが。
残念ながら今回出来たのは、台風直後のゼロサム・ゲーム。
通過直後だと、かなり大バクチですよ。
まあ、普通はダメなんですけどね。
でも行っちゃうんですよ。
おそらくど茶濁りで沈黙してるであろう戸面原ダムに。
はたして釣れたのか?
Contents
06:10 スタート
今回の記事は短めでいきます。
写真もほとんど無いし。
まずはバックウォーターを見とかなきゃ。
前回(約1ヶ月前)と違って、水位はフル満水。
水色は、ミルクたっぷり目のカフェオレって感じ。
水温は20℃。夕方までには、22℃まで上がりました。
戸面原ダムは、夏が終わって農業用放水がストップすると、翌年の5月までは満水のまま。
バックウォーターもかなり上流まで行けるハズ。
ところが、上流手前のカーブで大量の流木系ゴミ。
エレキで突破するのはムリ。
立ち往生して周りを打ってると、オールでゴミを突破して上流に行ってたボートが3艘も戻ってくる。
状況を聞いてみると、アタリも何も無いとの事。
(今日はみんな異常に釣れないので、湖上での情報交換が活発でした)
私のショボい引き出しだと、
増水+急な濁り=バックウォーター、シャローカバーの奥の奥、沖の縦ストのボトムちょい上、
と、たったこれだけしかありません。
しっかし、かなりヤバい日に来てしまったようです。
とりあえず本湖方面に戻りながら、トンネルワンドの水中島(馬の背)のクイを狙ってみます。
08:20 水中島
ここは10m以上の水深から、2,3mぐらいまでいっきに上がるブレイク上に、オダと目印のクイが数本あるんですが。
ところがクイが無い・・・
超満水で水没しちゃってます。
まあ、だいたいの位置は覚えてます。
クイの真上を通らないよう、少しハズしたとこからブレイクを探します。
「たしかあの辺だよな・・・」
その向こう側に、クランクベイトをフルキャスト。
選んだクランクは、お久しぶりのメガバス・サイクロンMRーX。
2mラインを走ってくるクランクで、ゴトゴト音が出るクランク、これしかボックスになかったので。
この濁りでは、サイレントよりもワンノッカー系が良さそうって、ただのカンなんですが。
そしたら・・・
つ、釣れた!
これはかなりホッとさせてくれる1本。
とりあえずデコは無くなった。
今日の湖は完全に沈黙してる様子なので、ほんとに値千金の1本ですよ。
カイジなら泣きながら言いますよ。
「あ、ありがてえ・・」
ってね。
しっかし、サイクロンねえ。何年ぶりだろう、コレ投げたの?
たしかもうディスコンですよね。
釣れるとは思うけど、根掛かり回避能力が弱いんですよね~。
メガバスのルアーは全部そうだけど。
09:00 彷徨
こっから、先の見えない放浪の旅。
満水で、これまで無かったワンドなどのスポットが出来てます。
こいつらをガンガンやっつけて回る。
戸面原ダムって、リザーバーだけどシャローフラットが案外多いですよ。
ドライブビーバー3.5、ソリッド真っ黒けを撃ちまくる。
おいおい、まったくアタリがないぞ?
シャローカバーには居ないのか?
いや、居ることは居るみたいなんですよ。
ただ食わない。
バスたち、完全に呆けてる様子。
そんなに台風が怖かったのか?
まあ、怖かったんでしょうね~
とんでもない風速でしたからね。
私の職場の敷地内の木、けっこう太い木なのに何本も折れてましたから。
この間も、湖上でバサーが行き交うたびに、せわしなく情報交換が行われてます。
正直、釣りしててこんなに他のバサーと喋ったのって初めてかも?
みんな釣れてないんですよ。
その中には、雑誌の取材の人もいました。たしかルアマガの人。
13:00 中島奥のバックウォーター
こっち側のバックウォーター、今までは上がった事が無いんですよね。
水位が足らなかったり、先行者が居たりで、いつもUターンしてた。
宇藤木方面と違って川幅が狭いので、先行者がいたら終了です。
でも今日は誰も居ない。
やはり浮きゴミがひどいので、まったく巻けない。
真っ黒ビーバーをピッチしながら、行けるトコまで上がって折り返す。
岩盤側のカバーを、ひたすら撃ち続ける。もうマシーンですよ。
ちょっと奥まった岩盤のポケットに撃ち込む。
回収しようとしたリグに重みが。
ゴミがカラまったような重さ、かるく聞いてみるとなんか違和感。
とりあえずフッキング!
フックセットした瞬間、バスが走り始めた!
サカナでした~
ここはトズラ。
普通は昼過ぎまでやって、たった2匹じゃハナシにならないんですが。
でも今日は別件ですよ。
この2匹めにはもう、
圧倒的な感謝!
けっきょく、この日はこのサカナで終了。
最後まで頑張ったんですけどね~
湖上でお会いした方、この日が初戸面原ダムだったらしいんですが。
いやあ、大変な日に来ちゃいましたね。
もっと夏のうちに来ればよかったのに。
桟橋で片付けてたら、取材で出てたルアマガの方から、釣果を聞かれました。
チビバス2匹だって答えると、
「いいなあ~!俺らなんかノーフィッシュっすよ!」
じつは昼にトイレ休憩したとき、ボート屋のご主人が、
「今日はルアマガさんの取材が入ってるけど、たぶんダメじゃないかな?」
って言ってたんですよ。
それくらい状況は悪かった。
まぐれフィッシュ2匹には、ほんとに救われましたよ。
まあこの記事書いてる今は、かなり回復してるみたいですけどね。